相続手続きや相続放棄する場合のご相談は、司法書士法人あい事務所と連携し対応しています。本ケースにおいては、自宅の売却により、借金の返済および相続人への今後の生活資金（特に高齢の母のため）が必要であることを説明し、早速自宅の価格査定を実施しました。
調査の結果、建物は古く劣化している箇所が見受けられましたが、立地が良く、市場性があることから、売却可能と判断し、査定報告を行いました。

不動産の売却には大きく仲介と買取による方法があります。本ケースでは、借金返済のためスピードを重視されることから、㈱あいすむでの買取を提案しました。買取は仲介による売買より価格は低めになりますが、短期間で現金化ができ、借金の返済がスムーズかつ、少しではありますが、お母様のための生活資金も残すことが出来ました。現在、ご相談者様はお母様と一緒に暮らし、安心した生活を送っています。

ひきつぐ.comはお話をじっくりと聞かせて頂き、ご相談者様ご姉妹の願いは「もう、持っていたくない、次の世代にこの問題を引継がせるわけにはいかない」という事を確認しました。
ひきつぐ.comでは「国庫帰属」をご提案しました。

ご相談者様の1番の願いは、“この不動産を手放す事”です。
国庫帰属は、国の基準に整えて国に引き取ってもらう方法です。
国の基準を満たすため、整えるためには、費用がかかります。まず、その費用のお見積もりからさせていただきます。
あいグループは、司法書士、土地家屋調査士もおります。グループでの連携を取りながら、ご相談者様はひきつぐ.comを窓口にワンストップで手続きを進め、無事国庫帰属を終えることができました。ご相談者様からは「やっと肩の荷が下りて、ホッとしました」と笑顔を見ることができました。

ひきつぐ.comは㈱あいすむ建築と連携をとり、原状回復の必要な箇所のお見積もり、リース品の確認、家財処分のお見積もり、市役所との原状回復の相談、立会いを請け負えることを提案しました。

普通の賃貸物件の場合は、荷物撤去以外は管理会社が手配して原状回復を行い、敷金等から相殺、または足りない場合は請求されるのみですが、市営住宅は、普通の賃貸と違い、すべて自分たちで手配して返還しなくてはなりません。
ひきつぐ.comは現在の状況がわかるように、写真やご希望があれば動画で現況をお客様にお伝えし、ひとつひとつ確認をしながら進めていきます。現地にご相談者様がいなくても、現場にいるような感覚で安心して進めていく事ができます。
ご依頼から1カ月程度で、市役所へ無事原状回復をして引渡しすることができました。

ひきつぐ.comは司法書士法人あい事務所と連携をとり、借金の額を具体的にし、現在の相談者の経済状況も併せてライフプランを考えました。
自宅の売却も考えたものの、売却後の住まいを考えると、高齢のため賃貸物件を新たに探すことも難しく、「借金返済のために施設に入ることはしたくない」というご相談者様の強い希望がありました。

ご相談者様の1番の願いは、“自宅での生活を続けたい”ことでした。そこで、ひきつぐ.comは「リースバック^※」を提案しました。
ご相談者様は、リースバックにより無事自宅に住み続けることができるようになり、現在は管理会社が間に入る事で日々の見守りもされ、一人きりの生活でなくなり安心した生活を続けています。